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お口と身体の関係  骨粗しょう症とお口の関係

 骨粗しょう症とは呼んで字のごとし、身体の骨が粗になるいわゆる骨密度が小さくなる病気です。骨密度は20歳前後でピークに達し40歳代までほぼ一定ですが、50歳ごろから低下しはじめます。閉経期を迎えて女性ホルモンの分泌が低下すると急激に骨密度が減り同年代の男性に比べると密度の低下が顕著になります。ですから患者の8割以上は女性であると言われています。骨粗しょう症が原因で骨折し、要介護状態になる場合もあり、注意が必要です。この病気と診断された場合、骨折リスク大で積極的な治療が必要とされたケースではビスフォスフォネート剤などが投与されます。また骨折低リスクのケースでは活性型ビタミンD3やビタミンKが投与されます。歯科で問題になるのはビスフォスフォネート剤の副作用で外科的な処置、例えば抜歯や歯周外科処置、インプラント埋入などで顎骨の壊死や骨髄炎が起きるケースがまれにあります。あるデータでは注射では0.88~1.55%、経口薬では0.01~0.04%であるようです。ですから患者さんもビスフォスフォネート剤を投与されたときは歯科医にその旨を説明したほうがいいです。また、投与を受ける前にかかりつけの歯科医に相談して検査を受けて抜歯などの外科的な処置が必要と診断した場合は出来るだけ薬剤投与前に処置を済ますほうが良いと思われます。やむを得ない場合は内科の主治医とよく相談したうえで薬剤投与中止も考慮します。ちなみに具体的な商品名を挙げておきます。リカルボン、ボノテオ、ベネット、アクトネル、ボナロン、フォッサマック、アレンドロン酸錠、ダイドロネルなどです。参考にしてください。

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