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お口と身体の関係について PART3の① お口と糖尿病について

糖尿病の患者さんが指針となる検査数値HbA1cが7、4ほどあったのが、歯周病の治療後6、4ぐらいになったそうです。主治医の先生が驚いて患者さんに「いったい、何をしたんだ?」と聞かれたそうです。薬の内容も変わってないので、内科の先生は民間療法的なものを頭に描いたのだと思います。

実際、糖尿病と歯周病は密接な関係にあり、まず、糖尿病患者に歯周病患者が多いことが知られています。糖尿病の合併症では、網膜症、神経障害、腎症、大血管障害、小血管障害の次に歯周病が6番目に挙げられます。歯周病の炎症部位から放出される内毒素がTNF-αなどインシュリン抵抗性を惹起させるサイトカインを増加させるといわれています。つまりお互いに相関関係があるとも言われています。

糖尿も歯周病も初期は自覚症状が全くなく徐々に進行する点でも同様ですが、いずれにせよ中程度以上の疾病では、お互いに検査をし合わなければいけないと思います。当医院でも中程度以上の歯周病患者さんには必ず糖尿の素地がないかどうかをお聞きしています。

 

 

 

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